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ベゾス氏、マスク氏のツイッター買収で挑発的質問-中国との関係巡り

  • ベゾス氏はツイートでテスラと中国の密接な関係に注意向ける
  • テスラにとって中国での事態が複雑化する可能性高い-ベゾス氏

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がツイッター買収合意を発表した後、アマゾン・ドット・コムの創業者ジェフ・ベゾス氏は、それによってテスラが中国で困難な事態に直面することにならないかと、挑発的な質問を投げかけた。

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  ベゾス氏は一連のツイートで、世界最大の電気自動車市場であり、テスラにとって初の海外製造拠点となった中国と同社の密接な関係に注意を向けた。昨年世界で販売されたテスラ車の約半分は上海工場で製造されており、マスク氏はこの数字が倍増する可能性があると述べている。

  ベゾス氏は「興味深い質問がある。中国政府は都市広場に対して若干影響力を得たのだろうか」とツイートした。同氏は米紙ワシントン・ポストを所有している。マスク氏は25日の発表資料で「ツイッターは人類の未来にとって極めて重要な事柄を話し合うデジタル都市広場だ」との見方を示していた。

  ベゾス氏は「この質問に対する私自身の答えは、恐らくノーだ」と付け加えた。「この点に関してより可能性の高い結末は、ツイッターの検閲ではなく、テスラにとって中国での事態が複雑化することだ」と指摘した。

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  マスク氏のファミリーオフィスの担当者は、業務時間外のコメント要請に今のところ返答していない。

  マスク氏は買収発表後最初のツイートの一つで、ツイッターでの言論の自由を擁護した。しかし、ツイッターは他の米国のソーシャルメディアプラットフォームの大半と同様、中国で禁止されている。

  テスラの中国事業は税控除や低金利融資、完全所有許可などを追い風に好調だ。しかし、昨年は国営メディアと規制当局が同社の顧客に対する姿勢を問題視したことで批判を浴びていた。アマゾンも中国で事業を展開しているが、同国の電子商取引大手アリババグループJDドットコム(京東)に競争で後れを取っている。

原題:

Jeff Bezos Takes Aim at Musk’s Twitter Deal With China Jibe(抜粋)

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