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ソフトバンクG、内視鏡医療のAIメディカルに出資-日本3社目

更新日時
  • 2017年創業、画像診断で内視鏡検査の精度向上とがん早期発見目指す
  • ビジョンFの松井氏、AIメディカルは「世界を舞台に活躍できる」
SoftBank Group's headquarters.
SoftBank Group's headquarters. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

ソフトバンクグループのビジョン・ファンドは、人工知能(AI)内視鏡医療のAIメディカルサービス(東京都豊島区)に出資する。日本での投資案件としては3社目となる。

  AIメディカルは26日、ビジョン・ファンド2号をリード投資家として資金調達を行うと発表した。発表資料によると、金額は総額80億円。

  AIメディカルは東京大学医学部を卒業し、臨床医や開業医として多数の内視鏡検査を手掛けてきた多田智裕最高経営責任者(CEO)が2017年に創業。AIを活用した画像診断で内視鏡検査の精度を向上させ、がんの早期発見につなげることを目指している。

  胃や大腸など消化管のがんで死亡する人の数はがん全体の約3割と最多だが、同社では膨大な画像のデータベース化と深層学習(ディープラーニング)を通じ、AIによる判別精度は専門医の平均以上に到達したという。

  ソフトバンクGはビジョン・ファンドの日本チームを強化し、案件発掘のための人員を増やすなど国内での投資拡大に前向きだ。これまで国内のスタートアップ2社に出資しており、21年10月にバイオベンチャーのアキュリスファーマ(神奈川県藤沢市)、同12月にスニーカーやストリートウエアの個人取引市場「スニーカーダンク(スニダン)」を運営するSODA (東京都渋谷区)に出資した。

  日本でのビジョン・ファンドの投資チームを率いるSBインベストメント・アドバイザーズの松井健太郎マネジングパートナーは記者説明会で、AIメディカルは「日本のマーケットだけでなく、世界を舞台に活躍できる会社。日本で成功を収め基盤を築き、世界に進出する」と述べた。

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(最終段落に松井氏のコメントを追記して更新します)
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