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日本生命:国内債を積み増し、ヘッジ外債は圧縮-2022年度運用計画

  • 金利水準を勘案しつつ、30年債中心に超長期国債へも投資-国内債
  • ヘッジコスト上昇で利回りの高くなくなる米国債は売却、入れ替え

日本生命保険は2022年度運用計画で、国内債券の残高を積み増すとともに為替リスクを回避した形で投資するヘッジ付き外国債券の残高は圧縮する方針だ。都築彰理事財務企画部長が記者説明で26日明らかにした。

  国内債は通貨スワップを使って円金利化した外国社債や円建て社債で利回りを確保する。金利水準を勘案しつつ、30年債を中心に超長期国債へも投資する。国内の30年金利は1%付近にあり、都築氏は「過去2、3年と比べると非常に投資しやすい環境にはなっている」と述べると同時に「負債コストとの関係からはバンバン買う水準ではない」とも話した。

  ヘッジ付き外債の残高は減らす方針だ。ヘッジコストの上昇で利回りの高くなくなる米国債は売却して入れ替え、スプレッド収益を獲得できる外国社債、日本国債、通貨スワップを使い円金利化したものに投資する。日本国債と円金利化した資産の比率は、日本国債のほうが半々よりも多い可能性があるという。

  為替リスクを回避せず投資するオープン外国債券の残高は、為替の不透明感が続く中で横ばいから減らす。米長期金利は上昇して本当は投資しやすい環境と都築氏は指摘するが、1ドル=130円の簿価でのオープン外債購入は「中長期の投資家として1ドル=110円に戻ってくることはあり得る水準で慎重に構えたい」と話した。22年度の新規資金は1兆円半ばを見込んでいる。

【2022年度運用計画】

 国内債ヘッジ外債オープン外債国内株

外国株

(オルタナティブ含)

不動産貸付
日本生命増加減少横ばい~減少横ばい増加横ばい横ばい

【2022年度の金融環境見通し:年度末レンジ(年度末見通し)】

 

国内10年

金利(%)

米国10年

金利(%)

日経平均

(円)

NYダウ

(ドル)

ドル円

(円)

ユーロ円

(円)

日本生命

▲0.25~0.25

(0.20)

1.90~3.80

(2.80)

22000~32000

(27000)

29000~39000

(34000)

112~134

(123)

126~154

(140)

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