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住生:国内債とヘッジ付き外債減少、オープン外債は増加-22年度計画

住友生命保険は2022年度の運用計画で、国内債や為替ヘッジ付き外債の残高を減らす半面、オープン外債などの残高は積み増す方針だ。

  藤村俊雄執行役員兼運用企画部長は26日の会見で、超長期債への投資は引き続き推進していくとしながらも、国内債全体は減少を見込むと説明した。資金を昨年度の金利上昇局面に前倒しで投入したことや、国内金利の管理をスワップなどの派生商品の取引で一部行い始めたこともあり、投入額は昨年度に比べ減少し、償還額も昨年度より若干多いという。

  藤村氏は一方で、30年債や40年債の利回りが1%台半ばに上昇すれば投資妙味が増してくるとの考えを示した。

  • 国内債残高は1000億円程度減少
  • 為替ヘッジ付き外債残高は数千億円程度減少
    • 外国国債等の償還やオープン外債への資金シフト等により減少
  • オープン外債残高は数千億円の増加
    • 米国の利上げ局面等で収益向上が見込まれるため、為替水準・金利水準に留意しつつ、為替ヘッジ付き外債からシフトした資金を活用し投資を拡大
    • 外貨建て保険販売見合いでの投資を行う
  • 国内株式投信等残高は1000億円程度増加
  • 外国株式投信等残高は数千億円増加
    • 外部委託運用では、インフラ・プライベートエクイティファンドへの投資や、米国地方債・海外プロジェクトファイナンスなどのクレジット資産へのファンド投資を推進する
    • 非伝統的資産の投資対象拡大を進める
  • 貸付金残高は数百億円増加
    • 再生可能エネルギー関連のプロジェクトファイナンスへの投資を拡大する
  • 不動産残高は数百億円増加

【2022年度運用計画】

 国内債ヘッジ外債オープン外債国内株外国株不動産貸付
住友生命▲1000億円程度▲数千億円程度+数千億円+1000億円程度+数千億円+数百億円+数百億円

【2022年度の金融環境見通し:想定レンジ(23年3月末予想)】

 

国内10年

金利(%)

米国10年

金利(%)

日経平均

(円)

ダウ

(ドル)

ドル円

(円)

ユーロドル

(円)

住友生命

▲0.05~0.25

(0.15)

2.00~3.50

(2.75)

25500~32500

(29000)

30000~38000

(35000)

120~135

(125)

125~150

(140)

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