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ドル・円下落、リスク回避で1週間ぶり安値-中国政策期待が下支え

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は下落。中国の都市封鎖拡大懸念からリスク回避の円買いが先行し、1週間ぶり安値を記録。その後、中国人民銀行(中央銀行)の経済支援強化方針を受け、中国株や米債利回りが反発するとドル・円も値を戻したが、1ドル=128円台では売り圧力が強く、再び下落に転じた。

 
  • ドル・円は午後3時27分現在、前日比0.2%安の127円85銭。127円35銭まで下落後、一時は128円20銭まで戻す場面も
ドル・円相場の推移
 
 

市場関係者の見方

みずほ証券の山本雅文チーフ為替ストラテジスト

  • 株安で米金利が上がりにくくなっていた中で、中国の金融政策への期待感で戻すことはあるかもしれない
  • ただ、中国の政策はこれまで小出しの印象があり、日本の介入と同じで対処療法。基本的にゼロコロナ政策があるので、持続性は分からない
  • 渡辺元財務官の発言については、財務省もこの考え方を共有している可能性があるとみた海外投資家などが反応した可能性はある

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト 

  • リスクオフで円高が進行した後、実需の買いでいったん上値を試した感じ。米金利の上昇も後押したが、ドル・円の上値は重い
  • 月末要因もあるだろうが、日銀会合、FOMC(米連邦公開市場委員会)を控えてポジション調整のドル売りが入っているのだろう
  • きょうは中国株も落ち着いてきたし、人民元売りも一服しており、リスクオフは少し改善しているが、北京のコロナ感染拡大で資源価格への影響や中国の需要減退は重しとなってきそう

背景

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