コンテンツにスキップする

S&P500種も近く弱気相場入りへ-モルガンSのウィルソン氏が警告

  • ディフェンシブ銘柄が割高に、投資家は逃避先を探すのに苦慮
  • リセッションと米金融引き締めを巡る懸念が理由とモルガンS
A monitor displays S&P 500 at the New York Stock Exchange.
A monitor displays S&P 500 at the New York Stock Exchange. Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

米S&P500種株価指数は近く急落すると、モルガン・スタンレーのマイケル・ウィルソン氏は警告する。リセッション(景気後退)や米金融当局による積極的な引き締めを巡り懸念が広がる中、投資家は逃避先を見つけるのに苦慮しているという。

  ウィルソン氏らモルガン・スタンレーのストラテジストは25日付のリポートで、「ディフェンシブ株が割高となってしまい、絶対的水準の上振れがほとんど見られないことを踏まえると、S&P500種も近く弱気相場入りする状態にあると見受けられる」と分析。「相場全体でこれまであまりに多くの銘柄が買われており、どこに次のローテーションの機会が存在するのかはっきりしない。われわれの経験では、そうした状況になるとほぼ全ての銘柄が一斉に下げ、株価指数が近く急落することを意味することが多い」と指摘した。

  S&P500種は前週までに3週続落し、22日には3月半ば以来の安値となった。急速な金融引き締めとそれによる経済成長への影響に対する懸念から、リスク資産を敬遠する動きが広がった。

S&P 500 Index's valuation level may be at risk as bond yields surge
 
出所:ブルームバーグ

  モルガン・スタンレーは、米当局による急速な引き締めは「景気減速に逆らった動き」のように見受けられると指摘。ディフェンシブなポジションは昨年11月以降うまく機能してきたが、それらのバリュエーションは膨らんできており一段の上振れは見込めないとしている。

原題:Morgan Stanley’s Wilson Says S&P 500 Ready to Join Bear Market(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE