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【欧州市況】株は6週ぶり安値、中国でのコロナ懸念-ドイツ債上昇

更新日時

25日の欧州株は6週間ぶり安値に下落。マクロン仏大統領の再選で楽観的なムードもあったものの、米金融政策当局の積極的な引き締めや中国の新型コロナウイルス感染拡大に対する懸念が売り材料となり、世界的にリスク志向が後退した。

  ストックス欧州600指数は1.8%値下がりし、3月15日以来の安値。需要見通しの悪化から鉄鉱石や原油が下落、鉱業やエネルギー株を中心に売りが広がった。一方、公益事業やパーソナルケア関連銘柄は上昇した。

  今年に入り欧州株は売り圧力にさらされている。金融政策引き締め懸念やウクライナでの戦争によって商品相場が上昇し、インフレ加速に対する不安が増しているのが背景だ。さらに北京の一部がロックダウン(都市封鎖)に入り、地域の新型コロナ検査を義務化したこともセンチメントをさらに悪化させた。

European stocks are under pressure on tightening, recovery woes
 
 

 

  欧州債はドイツ債が上昇。中期債が堅調だった。中国での新型コロナ感染拡大による世界経済への脅威が材料視された。英国債も上昇。短期債が良好だった。

  ドイツ5年債利回りは18ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて0.58%。3月1日以来の大幅な低下となった。

  短期金融市場では、欧州中央銀行(ECB)による今後8度の金融政策会合を終了した時点で、計142bp程度の利上げを織り込んでいる。22日時点では約155bpだった。

  英2年債利回りは17bp低下して1.54%と、3月1日以来の大幅な低下。短期金融市場ではイングランド銀行(英中央銀行)による8度の金融政策会合後の利上げを計174bpと織り込んでいる。22日時点では約191bpだった。

4月25日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

債券直近利回り前営業日比
独国債2年物0.15%-0.14
独国債10年物0.84%-0.14
英国債10年物1.84%-0.12

原題:Bunds Lead Bond Rally, Belly Outperforms; End-of-Day Curves

European Stocks Drop to 6-Week Low as China, Fed Spark Concerns

(抜粋)

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