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ウクライナ支援表明国は約束実行を、赤字月50億ドル以上-中銀副総裁

  • IMF・世銀会合での支援約束、実際の資金調達には多くの作業残る
  • 戦争長期化なら戦闘継続に必要な資金増える-ニコライチュク副総裁

ウクライナはワシントンでの協議で支援を申し出た国々がその約束を確実に実行し、約束を真のサポートにすることを望んでいると同国の中央銀行当局者が発言した。

  ウクライナ国立銀行(中央銀行)のニコライチュク副総裁はワシントンでのインタビューで、ロシアによる軍事侵攻を受けてウクライナは財政赤字穴埋めで1カ月当たり50億-70億ドル(約6400億円-9000億円)が必要だと語った。

  ニコライチュク副総裁はまた、国際通貨基金(IMF)・世界銀行の春季会合で行われた支援の約束は赤字充当に役立つが、ウクライナが今後当てにできる金額は不透明であり、言葉を実際の資金調達に転換するにはより多くの作業が必要だと指摘。政府支出や軍事支援、人道支援、近隣諸国に逃れた避難民への援助などさまざまな形でサポートが行われる可能性があるため、約束された正確な金額はここ数日明確になっていないと述べた。

  副総裁は金額見積もりはないものの、これまでの支援約束で数カ月は十分にカバーされる可能性が高いとする一方で、「戦争が長引くほど、この戦闘を継続するために必要な資金は増える」と語った。

Government Support to Ukraine

New commitments Feb. 24-March 27

Source: Kiel Institute for the World Economy

Note: Military aid includes direct financial assistance that is tied to military purposes

  ウクライナのシュミハリ首相は21日の世銀のイベントで、ロシアの侵略で荒廃したウクライナの復興に6000億ドルが必要になる見通しを示し、IMF加盟国に対し特別引き出し権(SDR)の10%を復興支援に拠出するよう呼び掛けた。

原題:

Ukraine Needs Nations to Follow Up on Aid to Fill $5 Billion Gap(抜粋)

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