コンテンツにスキップする

ゴーン元会長にフランス当局が国際逮捕状、ルノー資金流用疑惑で

  • 私の身に起きていることは率直に言って悲劇だ-元会長
  • パスポートがなく、レバノンを離れること禁じられているとも語る

フランスの検察当局は、日産自動車のカルロス・ゴーン元会長を含む5人に国際逮捕状を発付した。仏自動車メーカー、ルノーから多額の資金を流出させた疑いがある。

  パリ郊外ナンテールの検察当局によると、逮捕状は21日午後に出された。ルノー元トップのゴーン元会長は、オマーンの自動車販売会社スハイル・バーワン・オートモービルズとの間のやり取りや旅行など私的と見られる目的での会社資金の利用で疑いが持たれている。

  ゴーン元会長は、フランス大統領選挙の決選投票を数日後に控える中での逮捕状発付について、そのタイミングは「驚き」だと指摘。決選投票に進んだ2候補の選挙運動では、企業幹部の報酬が大きな議題の一つとなっている。

  ブルームバーグテレビジョンとのインタビューに対し、「私の身に起きていることは率直に言って悲劇だ。日本での司法はみせかけで、フランスがある意味でそれに加担したことが非常に悲しい」と述べた。

カルロス・ゴーン元会長がブルームバーグテレビジョンのインタビューに答える
Source: Bloomberg

  一方、ゴーン元会長はCNBCとのインタビューに対し、フランスの司法制度は自身を適切に扱うと信頼しているとし、「公正な裁判を受けるだろう」と答えている。

  日本で保釈中だった2019年末にレバノンに不正出国したゴーン元会長は、ブルームバーグテレビジョンに対し「私にはパスポートがなく、レバノンを離れることは禁じられている」とも語った。元会長はレバノンとフランス、ブラジルの国籍を持つ。

原題:Ghosn Faces Arrest Warrant in French Probe Linked to Renault、Ghosn Says He Would Face a Fair Trial in France: CNBC(抜粋)

 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE