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ロシアはウクライナ南部全体の支配狙う、軍幹部が発言

  • 戦争目的はクリミアを陸続きにし、黒海の港を確保すること
  • 公式方針かは不明、ペスコフ大統領報道官はコメント控える
A soldier stands guard over the Odessa Opera and Ballet Theater.

A soldier stands guard over the Odessa Opera and Ballet Theater.

Photographer: Scott Peterson/Getty Images Europe

ロシア軍の幹部はウクライナでの戦争目的について、同国東部ドンバス地方はもとより、南部全体の支配を確保することだと語った。複数の国営通信社が報じた。この幹部はウクライナと隣り合うモルドバまで戦線を拡大させる可能性も示唆したという。

  国営タス通信とRIAノーボスチの報道によると、ロシア中央軍管区のルスタム・ミネカエフ司令官代理は22日、エカテリンブルクで開かれた国防業界の会合で、ウクライナ南東部での攻勢は「ドンバス地方と南部ウクライナの完全な支配を確立すること」が目的だと語った。

  「これでクリミアを陸続きにできるほか、ウクライナ経済の重要な部分に影響を及ぼし、農産物や金属製品を外国に輸出する黒海の港も確保できる」と主張したという。

  同司令官代理はロシアの「軍事作戦」の第2段階がウクライナ南部で成功すれば、「ロシア語を話す市民が抑圧されている」モルドバのドニエストル川東岸地域にもロシア軍がアクセスできるようになると述べたと、タス通信が伝えた。

  この発言内容が公式の方針なのかは明らかでない。記者会見で同司令官代理の発言について質問を受けたペスコフ大統領報道官はコメントを控えた。  

原題:

Kremlin Seeks Control of Southern Ukraine, Russian General Says(抜粋)

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