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中国当局、招商銀の前社長を法規違反の疑いで調査

  • 招商銀は先に田恵宇氏の社長辞任を突然発表していた
  • 中国は金融セクターでの腐敗撲滅の取り組みを強化

中国当局は招商銀行の社長を突然辞任した田恵宇氏を法規違反の疑いで調査している。

  中国共産党中央規律検査委員会は22日の声明で、田氏(56)は規律や法律に重大な違反を犯した疑いで調査を受けていると発表したが、詳細には触れなかった。

  招商銀は18日、田氏の社長辞任を突然発表。9年近くに及ぶ在任期間中に同行を中国トップクラスのリテール銀行に育て上げた田氏の辞任は予想外だった。

中国招商銀の田社長、突然辞任-2月には共産党が金融セクター批判

  景気減速や不動産不況、新型コロナウイルス感染拡大の中で、中国はシステミックリスクの阻止を図り、金融セクターでの腐敗撲滅の取り組みを強化している。同委員会は2月、中国人民銀行(中央銀行)や銀行保険監督管理委員会(銀保監会)など金融規制当局、国有銀行、保険会社、不良債権処理会社に対する数カ月に及ぶ検査を終え、主要な地位や分野を巡る顕著な汚職など共通の問題があるとしてこれらを厳しく批判していた。

  検察当局は22日、証券監督管理委員会(証監会)で投資家保護局幹部を務めた曽長虹氏を収賄の疑いで逮捕したと先に発表。同氏は2019年まで20年余りにわたり証監会に勤務し、新規株式公開(IPO)の審査を担当していた当時は「大姐大(ビッグシスター)」と呼ばれていた。

中国検察、証券規制当局の元IPO審査担当幹部逮捕-収賄の疑い

原題:China Probes Ex-President of Merchants Bank for Violations (1) (抜粋)

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