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中国の経済成長見通しを下方修正-ロックダウンでエコノミスト

  • 今年のGDP、4.9%増となる見込み-従来予想は5%増
  • ブルームバーグがエコノミスト62人を対象に調査を実施

新型コロナウイルスの感染拡大に見舞われている中国の経済成長率見通しをエコノミストが再び引き下げている。ロックダウン(都市封鎖)が今後数カ月にわたり景気に悪影響及ぼすとみられる。

  ブルームバーグがエコノミスト62人を対象に実施した調査によれば、中国の国内総生産(GDP)は今年、前年比4.9%増となる見込み。従来予想は5%増だった。4-6月(第2四半期)は前年同期比4.3%増、7-9月(第3四半期)は5.2%増と、いずれも0.3ポイント下方修正された。

Covid Situation In Shanghai As Lockdown Continues
上海(4月21日)
Photographer:Qilai Shen/Bloomberg

  主要政策金利の見通しはほとんど変わっていない。1年物のローンプライムレートは0.1ポイント引き下げられ3.6%に、市中銀行の預金準備率は4-6月期に0.25ポイント引き下げられると見込まれている。

Gloomier Outlook

China's GDP seen to expand 4.9% this year, below government's target

Source: Bloomberg survey

  コフェースのアジア太平洋担当エコノミスト、バーナード・アー氏は「米連邦準備制度が一段と積極的に金融引き締めに動こうとしており、中国が4-6月期に追加利下げをする余地が急速に狭まっている」と述べた。

その他の主なポイント:

  • 2022年の小売売上高は5.2%増と予想。これまでは6%増が見込まれていた。23年は7.2%伸びる見通し
  • 今年の輸入は7.1%増、輸出は6.6%増と、いずれも従来予想を下回る方向
  • 生産者物価は5.4%上昇する見込み。消費者物価は2.2%上昇で、予想は従来と変わらず

原題:Economists Cut China’s Growth Outlook Amid Virus Lockdowns (抜粋)

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