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上海市、ロックダウン規制の徹底図る-最近は夜間に散歩など緩みも

  • コロナ死者増加-感染状況厳しく、防疫作業は正念場と上海市
  • ロックダウン疲れ、ある住宅区ではローラースケート楽しむ子供も

中国・上海市政府は22日、新型コロナウイルス感染対策として講じているロックダウン(都市封鎖)を厳格に実施すると発表した。コロナ感染の死者が増える中、最近は封鎖疲れで運動や空気を吸いに外に出たり、ペットを散歩させたりするなど緩みが生じており、市中感染の抑え込みに向けて引き締めを図る。

  市政府は市中感染をゼロに抑える「社会面清零」の目標達成に向けて22日から「9大行動」に踏み切ると説明。コロナ感染拡大がピークを迎え、制限が徐々に緩和されるとの期待を打ち砕いた。

  今回の方針は実施済みの措置のほぼ繰り返しだが、封鎖エリアの「封控区」では自宅から出ないよう徹底を図った。

Shanghai Calls for Stricter Enforcement of Lockdown Rule
ロックダウン中の上海の居住区に入る消毒担当者ら(4月22日)
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  数週間に及ぶロックダウンで住民の不満が高まる中で、最近は移動制限が緩み、自宅にとどまらなければならないはずの居住区で住民が夜間に犬を散歩させたり、散策したりする姿が目撃されていた。ある住宅区ではローラースケートを楽しむ子供の姿もあった。

  上海市政府は声明で、「現時点で感染状況はなお大変厳しく、防疫作業は正念場にある」と主張した。

上海市のコロナ重症者、前日から一気に3倍増-死者さらに8人

  上海ではコロナ感染による死者が増加傾向にある。21日には11人が死亡し、現在の感染拡大局面での死者は計36人に上った。また、同日に重症者がさらに増えて計184人。20日は一気に3倍増となっていた。21日のコロナ新規感染は1万7629人。

原題:Shanghai Reinforces Lockdown Rules Amid Spike in Covid Deaths(抜粋)

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