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ソフトバンクG、アームIPO後も経営維持の株式保有へ-関係者

更新日時
  • 80億ドルのタームローン、市場情勢改善を待てる財務面の余裕与える
  • アームIPOは来年1-3月に実施の公算が大きい

ソフトバンクグループは傘下の英半導体設計会社アームについて、計画する新規株式公開(IPO)後も経営権維持に必要な株式を保つ方針だ。当初見通しより少ない割合の株式を売却する。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  計画の未公表を理由に匿名で語った関係者の1人によれば、足元の半導体株低迷を踏まえると、売却株式を少なめにすることで残り分に後日、より高い株価評価が得られるとソフトバンクGは判断した。同社は2016年に買収したアームについて、エヌビディアへの売却計画が今年に入って頓挫したことからIPOを選んだ。

ソフトバンクGによるエヌビディアへのアーム売却が頓挫-関係者 

  同関係者らによれば、ソフトバンクGがアーム株を担保として確保した80億ドル(現在のレートで約1兆280億円)のタームローンも、同社がアーム株を比較的高い比率で保有し続け市場情勢改善を待てる財務面の余裕を与えている。

ソフトバンクG、アーム株担保に11行から1兆円近い融資確保-関係者

  IPOの実施時期は来年1-3月(第1四半期)の公算が大きいという。ただ規模や時期は変わる可能性もある。 

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原題:

SoftBank Plans to Retain Controlling Stake in Arm After IPO(抜粋)

(2段落目以降に関係者からの情報などを追加して更新します)
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