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為替問題で日米「連携」、従来のコミットメント確認-財務相会談

更新日時
  • 為替では従来コミットメント維持する重要性を強調-米財務省が声明
  • 「直近の円安が急激」だとイエレン氏に説明-鈴木財務相

鈴木俊一財務相は米東部時間21日(日本時間22日)、イエレン米財務長官との会談で最近のドル・円相場の動きについて議論し、為替に関する主要7カ国(G7)などの従来の合意に沿って日米通貨当局間で「連携」していくことを確認したと述べた。記者会見で話した。

  米財務省は22日の声明で、イエレン長官と鈴木財務相が「為替市場を含む金融市場の動向を協議し、為替レートに関してはG7や20カ国・地域(G20)の従来のコミットメントを維持する重要性を強調した」ことを確認した。

  TBSは、日本のある政府関係者が取材に対し、協調介入について協議したことを認めたと報じた。関係者は「アメリカ側は前向きに検討してくれるトーンだった」とも話したという。報道を受け、ドル・円相場は一時、下落した。

  鈴木氏は会見で、日米で「緊密な意思疎通を図っていく」と話したものの、介入については「コメントしない」としていた。

  会談ではイエレン氏に「直近の円安が急激であることを数字で示した」と鈴木氏は説明。為替は「実際に急激な変動をしており、緊張感を持ってしっかりと見ていかなければいけない」と述べた。

鈴木財務相の発言

「これまでのG7やG20における為替に関する合意を維持しつつ、為替の問題に関し、日米の通貨当局間で緊密な意思疎通を図っていくことを確認した」

「基本的な考えに沿って今後も対応をしていく。日米通貨当局間で連携もしていきましょうというようなことだった」

「お互いの今の国の経済状況についてやり取りをしたので、私の方から最近の日本の経済指標の一つであるドル円相場について言及した」

「かねてより急激な変動は好ましくないと言っていたが、実際に急激な変動をしているため緊張感を持ってしっかりと動向を見ていかなければいけない」

Spring Meetings Of The International Monetary Fund And World Bank
鈴木財務相(4月20日)
Photographer: Al Drago/Bloomberg
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原題:Yellen, Japan’s Suzuki Reaffirm FX Agreements Amid Yen Drop(抜粋)

(米財務省の発表を第2段落に追加します)
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