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ウォール街のESGへの取り組み「偽善」的-アイカーン氏が非難

アクティビスト(物言う投資家)のカール・アイカーン氏は、ウォール街のESG(環境・社会・企業統治)への取り組みは「われわれの時代で最大の偽善」かもしれないと語った。ウォール街の企業は社会への実際の影響に配慮することなく、ESG投資戦略で荒稼ぎしているとの苦言を呈した。

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カール・アイカーン氏 
Photographer: Victor J. Blue/Bloomberg

  アイカーン氏は米マクドナルドの株主に宛てた21日付の書簡で、世界的に大手の資産運用会社や銀行、法律事務所は「自分たちのESG関連の経済的インセンティブはそう大きくないと見せかけたり、自らが主張する社会的インパクトを宣伝したりするための事実隠しに従事しているようだ」と指摘。「明らかに、ウォール街でのESGの現状を変える必要がある」とも主張した。

  アイカーン氏はマクドナルドとクローガーの取締役会に新たな取締役を加えるよう提案している。両社の食肉供給網では妊娠した豚が狭いおりで飼育されており、これは不当な扱いだと述べた。マクドナルドの株主に対しては書簡で、自らが推す取締役候補2人(うち1人はサステナブル投資会社の経営者)を支持することは米国内外の経営陣にメッセージを送ることになると説明した。

原題:Icahn Calls Out Wall Street’s ESG Efforts as ‘Hypocrisy’ (1)(抜粋)

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