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KKRが日立物流を6000億円超で買収、日立保有比率1割にー報道

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The logo of Hitachi Ltd. displayed at the company's headquarters in Tokyo, Japan, on Jan. 18, 2022. 

The logo of Hitachi Ltd. displayed at the company's headquarters in Tokyo, Japan, on Jan. 18, 2022. 

Photographer: Shoko Takayasu/Bloomberg

日立製作所が検討している日立物流の株式売却で、米KKRが6000億円超を投じて日立物流を買収し非公開化する見通しだと日本経済新聞が21日に報じた。

  株式の約4割を保有する筆頭株主の日立は売却に向けた優先交渉権をKKRに与え、保有比率を1割まで引き下げるとしている。優先交渉権は28日までであることから同日までの合意を目指すという。

  交渉がまとまり次第、KKRは日立物流の株式公開買い付け(TOB)などに乗り出す方針で、日立物流と日立は賛同する見通しだと伝えた。

  日立はコーポレートガバナンス(企業統治)上問題があるとされる「親子上場」の解消の狙いもあり、上場子会社との資本関係の整理を進めてきた。これまでに日立化成や日立金属、日立ハイテクノロジーズなどの株式売却や完全子会社化を進めてきた。  

  日立物流は製造業や小売業などの物流部門を受託するサード・パーティ・ロジスティクス(3PL)を主力とする物流企業で、2021年3月期の純利益は前期比5.8%増の229億円だった。15日には、国際物流での取り扱い物量の増加などが寄与し、前期(22年3月期)の営業益予想を380億円(従来375億円)に引き上げていた。

  

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