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ソフトバンクG出資の滴滴グローバル、日本の料理宅配から撤退へ

更新日時
  • 日本市場の変化受けサービス終了を決定、最終日は5月25日
  • 今後は首都圏をはじめ展開しているタクシー配車サービスに専念

ソフトバンクグループが出資する中国配車アプリ大手の滴滴グローバルは、日本のフードデリバリー事業から撤退する。

  DiDiフードジャパンが20日、自社のウェブサイトで明らかにした。掲載した発表文によると、「今般の日本市場の変化に際し、今後の事業継続を検討した結果、同サービスを終了することを決定」したという。最終日は5月25日。

  同社は2020年に日本でのフードデリバリーサービスを開始し、大阪や福岡、兵庫、広島、京都、愛知、沖縄、宮城、奈良で事業展開していた。撤退後は、首都圏をはじめとしたタクシーの配車サービス事業に専念する。

China Blocks Didi From App Stores Days After Mega U.S. IPO
滴滴グローバル本社ビルのロゴ
Source: Bloomberg

  スマートフォンで受けた注文を自転車やバイクで運ぶフードデリバリーは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で需要が増え、国内競争は激化している。ソフトバンクG傘下のZホールディングスが株式を保有する出前館楽天グループやフィンランドのウォルトは全国展開しており、米ドアダッシュや韓国のクーパンも参入。独フードパンダは1月に日本市場から撤退した。

  一方、ソフトバンクGが出資する米ウーバー・テクノロジーズは18日、楽天Gとフードデリバリーにおける決済サービスの利用で連携すると発表した。

  滴滴グローバルは21年6月に米国市場で株式上場し、米預託証券(ADR)は8割以上下落している。

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