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ASML、需要好調で能力増強へ-4~6月売上高見通しは予想下回る

更新日時
  • アムステルダム市場でASML株は一時8%高
  • 4-6月の純売上高見通しは51億-53億ユーロ-予想58.6億ユーロ

世界最大の半導体製造装置メーカー、オランダのASMLホールディングは、同社の半導体製造装置の需要が供給を上回っているため、年内に見通しを引き上げる方針を示唆した。

  ピーター・ウェニンク最高経営責任者(CEO)は「需要および当社の能力増強計画を踏まえ、2025年のシナリオとそれ以降の成長機会を見直す予定だ」とし、「下期に最新情報の通知を計画している」と説明した。

  20日のアムステルダム市場でASML株は一時8%上昇した後、5.3%高で引けた。

  アナリストは決算の電話会議でASML幹部に対し、世界のマクロ経済状況低迷のため半導体需要が減少しているかと質問したが、ウェニンクCEOは同社の装置の需要が減る兆候は全く見られないと述べた。

  ウェニンクCEOは「われわれが現在目にしている需要は業界の多くの場所から来ている」と指摘。 「われわれは需要の幅広さを大きく過小評価していた。これがなくなることはないと思う」と答えた。

  ただ、ASMLが20日発表した4-6月(第2四半期)の純売上高見通しは51億-53億ユーロ(約7100億-7400億円)と、ブルームバーグ調査のアナリスト予想(58億6000万ユーロ)に届かなかった。納入を加速するために装置の検査を先送りする決定が再び業績に打撃を与えた。 

  ロジャー・ダッセン最高財務責任者(CFO)は先送りされた8億ユーロ相当の純売上高が同社の業績見通しから除外されたと説明。また、人件費や輸送費、部品・エネルギー価格の上昇も理由に挙げた。

原題:ASML Sees Rising Demand After Earnings Hit by Supply Snags (2)(抜粋)

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