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IBM、1-3月売上高が予想上回る-ハイブリッドクラウド堅調

更新日時
  • 売上高は7.7%増、ソフトウエア部門がけん引-時間外で株価上昇
  • 通期売上高伸び率1桁台半ばのレンジの上限-1月に1桁台半ば予測
Signage on the IBM office in Foster City, California.

Signage on the IBM office in Foster City, California.

Photographer: David Paul Morris/Bloomberg

IBMの1-3月(第1四半期)決算は、売上高がアナリスト予想を上回った。ハイブリッドクラウド商品の強い需要が寄与した。クラウドベースのソフトウエアやコンサルティングを中心とする事業への移行で、勢いが継続していることが示唆された。

  19日の発表資料によると、1-3月の売上高は7.7%増の142億ドル(約1兆8300億円)で、ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均138億ドルを上回った。売上高と実績比較では、昨年11月にスピンオフして新会社キンドリルに移管されたインフラサービス部門の大部分が除外されている。

  アービンド・クリシュナ最高経営責任者(CEO)は発表資料で、「ハイブリッドクラウドと人工知能(AI)の需要がソフトウエア、コンサルティング両部門の成長をけん引した」とし、「現在、当社の事業は一段と的を絞ったものとなっており、業績は当社の戦略遂行を反映している」と説明した。

  決算発表を受け、同社の株価は時間外取引で一時約1.5%上昇した。

  ハイブリッドクラウドの売上高は14%増の50億ドル。レッドハットの18%増収が貢献した。ソフトウエア部門の売上高は12%増の57億7000万ドル、コンサルティング部門は13%増の48億3000万ドルで両部門ともアナリスト予想平均を上回った。一方、インフラ部門の売上高は2.3%減の32億2000万ドルだった。

  1-3月は一部項目を除いた1株利益が1.40ドル。アナリスト予想平均は1.41ドルだった。粗利益率は52.9%で、予想平均の54.4%に届かなかった。

  IBMは通期売上高伸び率が「1桁台半ばのレンジの上限」になるとの見通しを示した。1月時点では1桁台半ばを見込んでいた。 

原題:IBM Posts Sales That Top Estimates on Hybrid-Cloud Momentum (1)(抜粋)

 

(3段落目以降に決算詳細を追加して更新します)
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