米株ファンドから資金流出、年初来で最大規模-リセッション懸念で
Nikos Chrysoloras
A Wall St. sign next to the New York Stock Exchange.
Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America投資家の株離れが急速に進んでおり、米国株に投資するファンドは年初来で最大の資金流出となった。リセッション(景気後退)懸念の高まりが背景にある。
バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストがEPFRグローバルのデータを基にまとめたリポートによれば、米株ファンドは13日までの1週間で155億ドル(約1兆9900億円)の資金流出となった。欧州株ファンドは9週連続の流出。BofAの富裕層顧客も昨年11月以来となる規模で株式を手放した。
マイケル・ハートネット氏らBofAのストラテジストは、食品やエネルギー価格が上昇する中でリセッションを「誰もが懸念している」と指摘。一方で債券利回りの上昇により、株式に代わる投資の選択肢はないとの議論は「変化しつつある」と述べた。

出所:ブルームバーグ
原題:U.S. Stocks See Biggest Outflows of Year as Recession Fears Bite
(抜粋)
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