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中国人民銀、ローンプライムレート引き下げか-景気支援強化で

  • 1年物LPRは3.7%から5-10bp引き下げと16人中9人が予想
  • 預金準備率引き下げ踏まえると、LPR引き下げの公算大と専門家

中国人民銀行(中央銀行)が20日に発表するローンプライムレート(LPR)について、多くのエコノミストは引き下げの可能性を見込んでいる。人民銀は流動性を拡大しているほか、借り入れコスト引き下げを銀行に繰り返し求めている。

  ブルームバーグが調査したエコノミスト16人中9人は、1年物LPRが現行の3.7%から5-10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)引き下げられると予想。7人は据え置きとみている。新規貸出金利の指標であるLPRは、18の銀行が最良顧客に提示するクオートに基づき、人民銀に提出される。

Chinese banks may lower benchmark rate after liquidity boost
 
 

  人民銀は最近、ロックダウン(都市封鎖)による経済への打撃を緩和するため、融資促進に向けた一連の措置を打ち出した。今月の預金準備率引き下げは、銀行の流動性拡大と借り入れコスト引き下げに寄与しそうだ。さらに、中国当局が市中銀行に預金金利の引き下げを要請したことも重なり、貸出金利引き下げの可能性が高まっている。

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  中信証券のチーフエコノミスト、明明氏は「預金準備率引き下げに加え、銀行に預金金利の上限引き下げを促す動きを踏まえると、LPRは引き下げられる可能性が高い」との見方を示した。

  不動産ローンの参照金利である5年物LPRについては、エコノミスト13人中9人が4.6%から4.55%に引き下げられると予測している。

原題:China’s Lending Rates in Focus as PBOC Pledges More Support (1)(抜粋)

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