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豪中銀、インフレ加速が10年以来の利上げ早める公算大-議事要旨

更新日時
  • 1-3月のコアインフレ率、2-3%の目標水準上回った可能性
  • 賃金の伸びも上向いていると分析、今後数カ月でさらなる証拠見込む

オーストラリア準備銀行(中央銀行)の5日の政策決定会合で、インフレと賃金の伸び加速で2010年以来初となる利上げ時期の見通しが早まったとの認識が示された。19日公表された議事要旨で明らかになった。

  議事要旨によると、政策委員会メンバーは1-3月(第1四半期)のコアインフレ率は前年同期比で2-3%の中銀目標レンジを上回った公算が大きく、賃金の伸びも上向いていると分析。

  「こうした進捗(しんちょく)で最初の利上げ時期の見通しが早まった。今後数カ月にわたり、インフレと労働コスト動向の両面でさらなる重要な証拠が出てくるだろう」との認識で一致した。

  議事要旨の公表後、豪ドルは小幅高で、豪3年国債利回りは上昇。豪中銀が5日の会合で発したよりタカ派的なメッセージが議事要旨によって裏付けられた。

豪中銀、「忍耐強い」が声明から消える-タカ派シグナルの可能

Australia's jobless rate is falling but wages growth is still tepid
 
 

  議事要旨では「世界のさまざまな供給面の問題解消ペースと世界のエネルギー市場の動向、全般的な労働コストの推移がインフレ見通しを巡る不確実性の主な原因」との見解が示された。中銀の新たな経済見通しが5月に公表されるという。    

  議事要旨の他の主な内容は以下の通り。

  • 今年と来年の成長見通しは引き続きポジティブ
  • インフレ圧力高まったが、他の多くの国々をなお下回る
  • 食品・燃料価格上昇が今後数四半期のインフレ率押し上げへ
  • 労働需要の先行指数は依然として強い

原題:RBA Says Faster Inflation Brings Forward Likely Rate-Rise Timing、RBA: Faster Core CPI, Wages May Bring Forward Rate Rise Timing(抜粋)

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