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バークレイズ、米国債への強気を撤回-利回り上昇継続で

  • 投資家が織り込む金融当局の引き締め過ぎの確率が後退
  • インフレ高止まり見通し織り込みイールドカーブがベアスティープ化

バークレイズは10年物米国債への強気を撤回した。同行の金利ストラテジストらは利回りが2.6%を超えた後、今月7日に買いを勧めていた。インフレと米金融引き締め、ロシアのウクライナ侵攻の影響への懸念から利回りが急激に上昇し過ぎたとの見方を示していた。

  しかし、来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ幅を巡る観測を背景に利回り上昇は続き、10年債利回りは約2.85%に達した。一時反転した2年債と10年債の利回り格差も約0.4ポイントに拡大し、イールドカーブがスティープ化した。

Gap between 2-, 10-year yields widens
 
 

  ストラテジストらは、スティープ化は米金融当局が過度の引き締めによって経済成長を阻害するという見方をトレーダーらが弱めつつあることを示していると指摘。

  アンシュル・プラダン氏は18日のリポートで、米連邦準備制度の当局者らの最近の発言では「どこまで引き締める用意があるのかについて不透明感が高まっている。その結果、投資家が織り込む金融当局の引き締め過ぎの確率が後退した。これがハードランディングの確率低下と目標の2%を上回るインフレ持続の確率上昇をもたらし、イールドカーブがベアスティープ化した」と解説した。

原題:Barclays Ditches Bullish Treasury Bet as Yields March Higher(抜粋)

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