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中国「ゼロコロナ」政策の代償、18日発表の主要経済指標に手掛かりも

  • 国家統計局、1-3月のGDP統計や3月の月次指標を18日公表
  • 厳格なコロナ対策が消費や生産に打撃、影響の検証で注目
A resident takes part in a round of Covid-19 testing during a lockdown in Shanghai, China, on Thursday, April 14, 2022. 

A resident takes part in a round of Covid-19 testing during a lockdown in Shanghai, China, on Thursday, April 14, 2022. 

Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国国家統計局は18日に1-3月(第1四半期)の国内総生産(GDP)統計を発表する。一見すると安定的に見える可能性があるが、厳格な新型コロナウイルス感染対策で消費や生産が妨げられる中、その代償を巡る手掛かりも得られそうだ。

  中国当局は「ゼロコロナ」政策に基づき、上海や深圳などの都市でロックダウン(都市封鎖)に踏み切り、工場の操業は停止、サプライチェーンで混乱も起きている。18日公表される3月の経済統計はその影響を検証する上で注目されている。

  ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値では1-3月のGDPは前年同期比4.3%増と、昨年10-12月(第4四半期)の4%増から伸びが拡大すると見込まれている。経済の勢いをより反映しやすい前期比ベースでは、0.7%増と10-12月の1.6%増から減速する見通しだ。

  生産と消費、不動産投資は軒並み鈍化が予想されている。1-2月はいずれも市場予想を上回っていた。地方政府が債券発行で資金調達を加速させたため、インフラ投資は比較的堅調となりそうだ。

中国人民銀、予想外の利下げ見送り-預金準備率引き下げが焦点に

Downward Pressure

China's growth outlook is threatened by worsening outbreaks

Source: National Bureau of Statistics, Bloomberg surveys

  中国経済の先行きは、いかに迅速にコロナ感染を抑え込むことができるか、当局がゼロコロナ政策を防衛するため経済成長をどの程度犠牲にする用意があるのかに大きくかかっている。中国当局は最近、景気の下支えに向けて財政・金融刺激策を強化する姿勢を鮮明にしているが、企業による事業拡大や消費者の需要は乏しく、こうした政策効果は計画に届かないこともあり得る。

  エコノミスト予想では中国の今年の経済成長率が5%にとどまると見込まれており、政府目標の5.5%前後を下回っている。バークレイズやゴールドマン・サックス・グループなど一部金融機関は4.5%成長まで鈍化すると予測している。

原題:China’s Key Economic Data to Show Price Paid for Covid Zero(抜粋)

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