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米債券・株式の強気派、逆風にめげず-FRBやエネルギー高が試練

  • 今週は高インフレ率が判明したが、市場の耐性の明確なサインも
  • 「発表データにも市場の反応にも驚かなかった」とショール氏

債券・株式市場で押し目買いに動く強気派の決意はウクライナ侵攻やエネルギー高、米金融当局の発言で試されているようだが、完全には崩れていない。

  今週は3月の米消費者物価指数(CPI)が前年同月比で1981年終盤以来の大幅な伸びを示したことが判明したが、13日のS&P500種株価指数が先月以来最大の上げを記録するなど、市場の耐性の明確なサインも見られた。2年物米国債利回りはこの4営業日のうち3日で低下し、工業株は底堅く推移した。

  こうした市場の耐性は、5月3、4両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)会合を控え米金融当局者のタカ派的な発言が相次ぐ中で印象的だ。「ばかげたほど」当初の予想を上回っているインフレ率でさえ、市場ではほとんど材料視されず、既に資産価格に織り込み済みとみなされていると、マーケットフィールド・アセット・マネジメントのマイケル・ショール最高経営責任者(CEO)は指摘する。

  ショール氏はリポートで「発表データにも市場の反応にも驚かなかった。恐らく大半の投資家やアドバイザーは、ここ数週間に既に予想をかなり修正したと考えており、さらに反応する必要性を感じなかった」と説明した。

U.S. equities hung tough following hot inflation prints
 
 

  今週の4日間でS&P500種は2.1%安と2週連続の下げとなった。ダウ工業株30種平均は0.8%安、ナスダック100指数は3%安。15日の米株式・債券市場は祝日のため休場となる。

Inflows for chips ETF in 2022 already surpass last year's haul
 
 

原題:Stock-and-Bond Bottom Feeders Hold on Tight Amid Fed Bullying(抜粋)

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