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サマーズ氏が米政権に促す、中国の前に他の国際経済課題に取り組め

  • 国際的な新型コロナ対策への資金拠出や気候変動取り組みなど指摘
  • 「中国追及の前にまず、これらの問題に取り組む必要」-TVで発言

サマーズ元米財務長官は14日、バイデン政権は中国対応に集中すると決める以前に、他の国際的な経済課題への取り組みを優先させるべきだと述べた。

  この発言の前日、イエレン米財務長官は中国の習近平国家主席に対し、世界経済のリーダーシップを巡り厳しい警告を発しているが、サマーズ氏は米政権には、国際舞台で中国以外に対応すべき緊急課題があるとの認識を示した。

イエレン財務長官が中国に警告、ロシアとの関係で-経済的影響を示唆

  そうした課題としてサマーズ氏は、国際的な新型コロナウイルス対応への資金拠出不足や気候変動問題への対応の遅れを挙げた。欧州の同盟国にロシア産原油の輸入禁止を説得できなかったことや、国際的に昨年合意された法人税の最低税率を巡り米議会から承認を得られないでいる状況も指摘した。

  サマーズ氏はブルームバーグテレビジョンの番組で、「中国を追及する前にまず、これらの問題に取り組む必要がある」と発言。ブルームバーグテレビジョンの寄稿者の1人である同氏はまた、中国への対応を巡っては国際通貨基金(IMF)などの機関を活用して同国と協力する方法を見つけるか、あるいは積極的にその台頭を抑えるかも米政権は決めなくてはならないと主張した。

原題:

Summers Suggests U.S. Focus Global Agenda Elsewhere Than China(抜粋)

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