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日本株反落、米金融引き締めや金利上昇を警戒-電機や精密機器安い

更新日時

東京株式相場は3日ぶりに反落。ニューヨーク連銀総裁の発言や物価指標の伸びを受けて米金利が上昇し、景気やバリュエーションに与える悪影響への警戒が高まった。電機や精密機器が下落し、化学やガラス・土石など素材関連も安かった。

  • TOPIXの終値は前日比11.74ポイント(0.6%)安の1896.31
  • 日経平均株価は78円81銭(0.3%)安の2万7093円19銭
反落
 
 

市場関係者の見方

しんきんアセットマネジメントの鈴木和仁シニアストラテジスト

  • いったん落ち着いたかと思っていた米長期金利が上昇し、投資家心理が冷えた。金利がさらに上昇するようならグロース(成長)株を中心に悪影響が出るため、株式市場に買い安心感は出てこない
  • インフレの高進が続けば金融引き締めは長期戦になりかねず、5月の大幅な米利上げや量的引き締め(QT)開始後の政策に不透明感が出る
  • ただ長期金利が一辺倒に上がる材料は少なくなっている。原油価格が1バレル=150ドルぐらいに極端に上昇しない限りはインフレがピークアウトする期待も出てきた

東証33業種

下落率上位精密機器、電機、空運、化学、ガラス・土石、医薬品
上昇率上位保険、輸送用機器、銀行、証券・商品先物取引、海運

背景

  • ニューヨーク連銀総裁、0.5ポイントの利上げは「妥当な選択肢」
  • 米輸入物価指数、3月は前月比2.6%上昇-市場予想を上回る
  • ニューヨーク原油先物は2.6%の1バレル=106.95ドルと続伸、EUがロシア産石油の段階的禁輸を検討との報道で
  • ドル・円20年ぶり高値更新、実需の買いで126円半ば-海外休場のなか

 

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