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FRBはインフレ抑制のため景気支援策解除へ-メスター総裁

更新日時
  • メスター総裁、緩和縮小でも景気拡大や健全な労働市場は「持続」
  • FRBが景気後退招かずインフレ抑制できるかサマーズ氏ら懐疑的

米クリーブランド連銀のメスター総裁は14日、米金融当局は数十年ぶりの高インフレの沈静化を助けながらも経済成長と雇用を支援するようなやり方で景気支援策を解除していくと述べた。

  メスター総裁はアクロン大学が主催したイベントに出席。事前に準備された講演テキストによれば、「われわれが意図するのは、抑制された供給に見合ったレベルに需要を近づけるのに必要なペースで景気支援を縮小することであり、それによってインフレを制御しながらも経済活動の拡大と健全な労働市場を持続させる」と説明した。

Key Speakers At The NABE Annual Meeting
クリーブランド連銀のメスター総総裁
Photographer: Melissa Lyttle/Bloomberg

  サマーズ元米財務長官ら一部エコノミストは、米金融当局がリセッション(景気後退)を招かずにインフレ高進を脱する道筋を描けるか懐疑的だ。

  金融当局者らインフレ抑制の取り組みを加速させ、来月に0.5ポイント利上げする見通しを強めている。3月の米消費者物価指数(CPI)は前年同月比8.5%上昇と、1981年以来の大幅な伸びとなった。

  金利先物の動きには、5月3、4両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での0.5ポイント利上げがほぼ完全に織り込まれている。約9兆ドル(約1133兆円)に膨らんだバランスシートの縮小開始日も同会合後に発表する可能性がある。

Consumer prices in U.S. post largest annual advances since early 1980s
CPI(黄)とコアCPI(白)、いずれも前年比
出所:米労働統計局

原題:Mester Says Fed to Pare Back Policy Support to Curb Inflation(抜粋)

(5月のFOMCの見通しなどを追加して更新します)
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