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米消費者マインドが予想外に改善、3カ月ぶり高水準-雇用を楽観

更新日時

4月の米ミシガン大学消費者マインド指数(速報値)は予想外に上昇し、3カ月ぶりの高水準となった。雇用の拡大や賃金見通しに対する楽観が、数十年ぶりの高インフレの影響を十分に抑え込んだ。

キーポイント
  • ミシガン大消費者マインド指数(速報値)は65.7
    • 前月の59.4から上昇
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想全てを上回る(予想中央値は59)
  • 期待指数、現況指数がともに改善

  期待指数は64.1と、1月以来の高水準。前月比で10ポイント近く上昇し、2006年以来の大幅改善となった。現況指数は68.1に上昇した。

U.S. consumer confidence exceeds forecast on more optimism about jobs, wages
消費者マインド指数(上)と期待指数(下)の推移
Source: University of Michigan

  1年先のインフレ期待は5.4%、5-10年先のインフレ期待は3%と、それぞれ前月から変わらず。インフレのさらなる悪化が見込まれなかった点で前向きな兆候となる。

  賃金が上昇し経済が上向くとの消費者認識が、家計状況についてのセンチメントを支えた。ガソリン価格については上昇がより小幅になるとの見方で、それがインフレ調整後の所得が増えるとの期待を支えた。

  堅調な雇用拡大は、45歳未満の層で賃金期待の押し上げに寄与した。回答者が見込む所得の伸び率は2.7%と、2006年以来の高水準。

  それでも、インフレは引き続き賃金を上回るペースで上昇し、ロシアのウクライナ侵攻を受けた食品・ガソリンなど日用品の価格高騰が目立つ中、家計を圧迫している。ガソリン小売価格はやや低下したが、食費はしばらく高止まりし、その他の品目に充てる可処分所得があまり残らなくなる公算が大きい。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Consumer Sentiment Unexpectedly Rises to Three-Month High(抜粋)

(統計の詳細を追加します)
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