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カナダ中銀総裁、スタグフレーションを回避すると確信-大幅利上げ後

  • インフレが制御不能となる事態、心配する理由ない-インタビュー
  • 過度の高インフレから教訓得た世界の中銀、迅速に政策を調整

カナダ銀行(中央銀行)のマックレム総裁は13日、インフレが制御不能になる事態を心配する理由はないと、ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで語った。同中銀はこれに先立ち、22年ぶりの大幅利上げに踏み切っていた。

  総裁はその中で、世界経済には多くの不確実性があるものの、金融当局として1970年代のようなスタグフレーションの再発は回避できると確信していると述べた。その上で、世界の中銀は過度の高インフレを招いた苦い経験から学んだ教訓があり、当局者は物価圧力が高止まりして世界経済がリセッション(景気後退)に陥るシナリオを回避するため、迅速に政策を調整していると語った。

Macklem interview
カナダ銀行でインタビューに応えたマックレム総裁(4月13日)
Photographer: Justin Tang/Bloomberg

  マックレム総裁は「1970年代から多くの変化があった」とし、「世界の中銀は以前よりはるかに早く先手を打つだろう」と話した。カナダの場合、それは需要を抑制し、予想インフレ率が上昇するのを防ぐため、「比較的早期」に金融政策を正常化することを意味すると説明した。

  カナダ中銀は13日、政策金利である翌日物貸出金利を0.5ポイント引き上げて1%とした。ニュージーランド準備銀行も同日、0.5ポイントの大幅利上げを決めていた。米国でもよりタカ派的な政策への転換が予想されている。

  マックレム総裁は、カナダの政策金利は2-3%の一段と正常な水準に戻ると予想しているが、必要に応じてさらに引き上げる可能性もあるとの考えを示した。

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原題:

Central Banks Won’t Let Stagflation Take Hold, Macklem Says (1)(抜粋)

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