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IEA、今年の世界石油需要見通し下方修正-中国ロックダウンで

  • 今年の需要見通しを日量26万バレル引き下げ-中国4月分も下方修正
  • 市場は現在均衡、引き続き高い原油価格は世界経済に深刻な脅威
An oil tanker is docked near fuel tanks

An oil tanker is docked near fuel tanks

Photographer: Dimas Ardian/Bloomberg

国際エネルギー機関(IEA)は13日、今年の世界石油需要見通しを日量26万バレル下方修正した。中国が新型コロナウイルス対策でロックダウン(都市封鎖)を再導入したことを受けたもので、同国の4月分については同92万5000バレル引き下げた。

  需要が弱まる見通しのほか、加盟国による石油備蓄の協調放出を受け、IEAは年内大半の世界需給は均衡するとみている。原油価格はロシアのウクライナ侵攻後に急騰したが、これまでに上昇分の多くを削り、13日現在のニューヨーク原油先物相場は1バレル=100ドル近くで推移している。

  IEAは月報で、「価格は侵攻前の水準近くに戻っているが、引き続き厄介なほど高く、世界の経済見通しに深刻な脅威となっている」とし、市場は現時点では均衡しているように見えるものの「先行きは不透明感に見舞われている」と付け加えた。

  IEAはまた、ロシアの供給分の減少幅見通しを後退させ、4月の生産は前月を日量150万バレル下回ると予想。この落ち込み幅は3月予想時のおよそ半分だが、5月に依然として倍になる可能性があるとしている。

原題:

IEA Cuts Oil Demand Forecast as China Reimposes Lockdowns(抜粋)

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