週1、2日のオフィス勤務が「スイートスポット」-ハーバード論文
Matthew Boyle、Ryan Cavataro週1日か2日のオフィス勤務がハイブリッドな働き方の理想形だと最新の研究で示された。従業員は完全なリモート勤務のように孤立することなく、柔軟な働き方ができるという。
ハーバード・ビジネス・スクールの論文が取り上げた研究結果は、2020年夏に行われた9週間にわたる実験に基づいている。管理職130人がオフィス勤務を25%未満、40%以上、その中間とする3つのグループに振り分けられた。中間のグループは週1、2日をオフィス勤務に充てたが、他のグループに比べ良い仕事ができたという。「有意な差異だ」と論文執筆者らは指摘している。
同スクールのプリトラージ・チョードゥリー准教授らによる論文は「中間のハイブリッドワークが恐らくスイートスポットだ。柔軟性を得ている働き手は、在宅勤務が大半を占める同僚ほど孤立していない」と分析。「中間のハイブリッドが在宅とオフィス勤務双方の最良部分を提供するかもしれない」と論じている。
Work-From-Home Warning
Executives outline ways primarily remote workers are disadvantaged
Source: Vyopta survey conducted by Wakefield Research
Note: Survey of 200 U.S. executives with a minimum seniority of VP at companies of 500+ employees
原題:
One or Two Days in the Office Is the ‘Sweet Spot’ of Hybrid Work(抜粋)
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