コンテンツにスキップする

きょうの国内市況(4月12日):株式、債券、為替市場

TOPIXの推移

国内市況の過去の記事はこちらです。指標はここをクリックして下さい。

●日本株は大幅続落、止まらない金利上昇を嫌気-電機など成長銘柄売り

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京株式相場は大幅に続落。日経平均株価の下げ幅は一時500円を超えた。主要国の金利が一段と上昇し、将来収益で評価して割高感の出るグロース(成長)株から資金が流出した。米10年債利回りは連日水準を切り上げ、2019年3月以来初めて2.75%を超えた。時間外取引では一時2.83%に上昇し、電機や機械、医薬品といったバリュエーションの高い銘柄が値を下げた。

  • TOPIXの終値は前日比26.01ポイント(1.4%)安の1863.63
  • 日経平均株価は486円54銭(1.8%)安の2万6334円98銭

第一生命経済研究所の藤代宏一主任エコノミスト

  • 金利が上昇し、バリュエーションの高い銘柄に売りが出た。電機や機械株には高水準な受注のピークアウトの懸念もある
  • 米消費者物価指数の発表を日本時間で今夜に控え、インフレ加速に伴う米金融引き締め政策への警戒が高まった。
  • 現在の物価レベルでは急速な利上げが必要で、5~7月の3カ月連続で50bp利上げすると想定できる。原油高は落ち着いてきたが、他の商品の供給関連は改善しておらず、米連邦準備理事会(FRB)が引き締めの手を緩めるとは考えられない

東証33業種

下落率上位海運、機械、精密機器、電機、医薬品、鉱業、金属製品
上昇率上位空運、情報・通信、保険、その他金融

 

●債券下落、米長期金利が時間外取引で上昇-日銀指し値オペ観測が支え

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  債券相場は先物を中心に下落。米長期金利がこの日の時間外取引で一段と上昇したことを受けて売りが優勢だった。もっとも、長期金利が日本銀行の許容する上限0.25%に接近すれば指し値オペが実施されるとの観測が相場を下支えした。

  • 長期国債先物6月物の終値は7銭安の149円23銭。米長期金利が一段と上昇したことを背景に一時149円21銭まで下落

 

  • 新発10年債利回りは午後3時過ぎに0.5ベーシスポイント(bp)高い0.24%で取引成立

  野村証券の中島武信チーフ金利ストラテジストは、今夜発表される米消費者物価指数(CPI)を前にインフレ高騰に対する警戒感から米長期金利の上昇が続いていると指摘。日本国債も売りが優勢だったが、金利上昇が続けば日銀が指し値オペなどで抑制するとの見方から、相場の下値は限定的だったと語る。

 

●ドルは125円半ば、米CPI控え米金利上昇-財務相発言で一時下落も

(記事全文はこちらをクリックしてご覧下さい)

  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=125円台半ば中心に底堅く推移。鈴木俊一財務相の円安けん制発言を受けて一時下落に転じたが、米消費者物価指数(CPI)の発表を前に米長期金利が上昇する中、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りがやや優勢となった。

 
  • ドル・円は午後3時9分現在、前日比0.1%高の125円51銭。朝方付けた125円56銭から一時125円11銭まで下落するも、続かず
    • 前日の海外市場では125円77銭まで上昇し、15年6月高値の125円86銭に接近

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • 財務相発言は持ち高調整を誘ったが、ファンダメンタルズを変えられるわけでなく、介入の中でも一番レベルが低い口先介入。かつまだ「緊張感を持って」と言っているに過ぎないので実弾介入が入るのはまだまだ先とマーケットはみている
  • 125円86銭に近づくと利益確定でいったん手じまいという動きになりやすい。財務相発言はこの水準だったから効いたというのもある
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE