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日本株は3日ぶり反発、金利上昇一服で成長銘柄に買い-電機など高い

更新日時
The entrance of the Tokyo Stock Exchange (TSE).

The entrance of the Tokyo Stock Exchange (TSE).

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

東京株式相場は3営業日ぶりに反発。日経平均株価の上昇率は一時2%を超えた。米消費者物価指数(CPI)発表後に米金利が低下し、グロース(成長)株に買いが入った。外国為替の円安基調も追い風になり、電機や精密機器、機械株の上げが目立った。ニューヨーク原油先物が1バレル=100ドルの大台を回復し、鉱業など資源関連株も高かった。

  • TOPIXの終値は前日比26.43ポイント(1.4%)高の1890.06
  • 日経平均株価は508円51銭(1.9%)高の2万6843円49銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジスト

  • 米CPIの伸びがほぼ予想通りの数値になり、米金融政策のタカ派化懸念が遠ざかったことが日本株の追い風になった
  • ここ数日は米国の金利上昇や中国のロックダウンの影響を懸念した売りが出たが、かなり下落して悪材料を織り込み少し上昇余地が出てきた印象だ
  • 円安が輸出産業にとってプラスであることは確かだ。内需関連産業にはコスト高を通じ業績の下押し圧力になるというマイナス効果が最近は注目されてきたが、きょうはプラス面が効いた

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト

  • きのう警戒が高まったインフレ指標の米CPIが想定内の内容だったため、きょうは反動で先物主導で買いが先行した
  • 外国為替の円安基調も支援材料になり、電機や精密機器株が上昇。米国で原油高を受けて資源関連株も高い
  • もっともCPIの伸びは高止まりし、株式相場がどんどん上昇していく状況ではない。FRBは中長期的に金融引き締めを続ける公算が大きい

東証33業種

上昇率上位鉱業、海運、ゴム製品、サービス、電機、機械、精密機器
下落率上位証券・商品先物取引、銀行

背景

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