コンテンツにスキップする

米銀大手、ウクライナや金利上昇で投資銀収入は減少へ-13日から決算

  • M&Aパイプラインは先送りされたとみられる-バークレイズ
  • JPモルガンは13日、ゴールドマンやシティなどは14日に決算発表

米大手銀行の1-3月(第1四半期)の投資銀行業務収入は減少したもようだ。ウクライナでの戦争や世界的な金利上昇が、M&A(企業の合併・買収)ブームに急ブレーキをかけた。

  バークレイズのアナリスト、ジェーソン・ゴールドバーグ氏によると、銀行が2022年初めに想定していた記録的なM&Aパイプラインは、相場の大きな変動や高インフレの中で一時的に棚上げされている。「1-3月期を通じて相場の動きが大きかったことを踏まえ、多くのM&Aが開始されなかった。パイプライン自体は損なわれていないのでキャンセルというより先送りされたのだと思う」と述べた。

Deal Slump

Mergers drop to the lowest level since the depths of the pandemic

Source: Bloomberg

  バイデン政権が大規模な企業合併に懐疑的であることも逆風だ。反トラスト当局は合併の審査を厳格化する方針を今年に入って示した。

  ブルームバーグがまとめたデータによれば、1-3月期のM&A総額は1兆100億ドル(約127兆円)で、新型コロナウイルス禍の初期以来の低水準だ。大手銀の経営陣は2021年10-12月(第4四半期)の決算発表時に、M&Aブームは続かないとの見通しを示していた。

  同四半期に投資銀行部門が過去最高の業績を上げたJPモルガン・チェースは、大手米銀の中で最初となる決算を13日に発表する。シティグループゴールドマン・サックス・グループモルガン・スタンレーウェルズ・ファーゴは14日に発表。バンク・オブ・アメリカ(BofA)は18日に予定している。

原題:

Big Banks Set to Post Weaker Deal Revenue Amid Ukraine Chaos(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE