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きょうの国内市況(4月11日):株式、債券、為替市場

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●日本株反落、米金利上昇や中国コロナ感染を懸念-電機や精密機器安い

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  東京株式相場は反落。米金利が上昇し、バリュエーションの高い電機や精密機器株などに売りが広がった。情報・通信やサービス株も安い。中国の上海市で新型コロナウイルス感染が増え、サプライチェーンの先行きに不透明感が強まったのも売り圧力を強めた。半面、金利上昇が利ざや拡大につながる銀行や保険株は高い。電気・ガス株の上げも目立った。

  • TOPIXの終値は前営業日比7.15ポイント(0.4%)安の1889.64
  • 日経平均株価は164円28銭(0.6%)安の2万6821円52銭

岡三証券の松本史雄チーフストラテジスト

  • 米国の金利上昇や金融引き締めを懸念した売りが優勢になった。3月の米消費者物価指数(CPI)の加速が見込まれている。米実質金利も上がっているだだけに、高いバリュエーションの維持が難しくなる不安がある
  • 上海市のロックダウンは今が感染数で最も暗い時期にあたる印象だ
  • ただ5月は買い場になる可能性がある。同月の米連邦公開市場委員会(FOMC)への懸念や今期業績の慎重な会社側のガイダンスはかなり株価に織り込んできているからだ

東証33業種

下落率上位精密機器、情報・通信、電機、空運、サービス
上昇率上位電気・ガス、銀行、保険、鉱業、不動産、医薬品

 

●債券下落、米長期金利が約3年ぶり高水準-日銀指し値オペ期待は支え

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  債券相場は下落。米金融引き締め加速観測が根強い中、米国の長期金利が時間外取引で2019年以来の高水準を更新したため、売り圧力が掛かった。もっとも、10年金利が日本銀行の許容する上限0.25%に近づけば指し値オペなどによる金利上昇抑制が予想され、相場の下値は限定的だった。

 
  • 新発10年債利回りは前週末比1ベーシスポイント(bp)高い0.235%、一時0.24%
  • 新発20年債利回りは2.5bp高い0.77%、新発30年債利回りは2.5bp高い0.99%
  • 長期国債先物6月物の終値は19銭安の149円30銭。先週末の米長期金利上昇の流れを引き継いで売りが先行。いったん下げ幅を縮小する場面もあったが、午後は同金利の一段上昇を受けて149円25銭まで下落

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 米国債は当初の想定より強い引き締めムードになっており、10年金利は2%-2.5%でフラット(平たん)化すると思っていたのが、2.5%-3%に変わりつつある
  • 円債は先物の売りで10年金利が0.24%を付けたが、現物を売り切れる参加者もいない。米10年金利3%まで覚悟しても、日銀の金融政策は変わらないだろう
  • 日銀の買い入れで10年金利の上昇が0.25%で止まるという前提に立てば、30年金利の1%は節目で、下値不安があるとは思わない

 

●ドル・円は125円台回復、米金利先高観で-6年10カ月ぶり高値

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  東京外国為替市場のドル・円相場は約2週間ぶりに1ドル=125円台を回復、2015年6月以来の高値を更新した。前週末からのドル高の流れや、今週発表の米消費者物価指数(CPI)や米国債入札をめぐる米金利先高観が相場を押し上げた。また輸入企業などからのドル需要も上昇に寄与した。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時30分現在、前週末比0.8%高の125円35銭。早朝に付けた124円01銭を安値に一時125円41銭まで上昇
  • 円のブルームバーグ相関加重通貨指数は一時0.7%安

ドイツ証券外国為替営業部の小川和宏ディレクター

  • ドル・円は米金利上昇に引っ張られて上がっている。米国では高インフレで成長も強くオーバーシュートするリスクがあり、アグレッシブに利上げをするということを示している
  • 米株高と金利上昇が並走する状態がしばらく続きそうで、貿易赤字の拡大などの懸念があるドル・円の上昇はまだ止まらない
  • 短期的には125円50銭の心理的節目やアベノミクス後の最高値125円86銭といった節目があるが、早ければ週内にも超えていく可能性がある
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