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ウクライナは今年45%のマイナス成長、ロシアも11%落ち込みへ-世銀

  • 欧州・中央アジアの成長率はマイナス4.1%-春季経済報告
  • 戦争でかなりの不確実性を伴う予測だと説明

ロシアに侵略されているウクライナの今年の経済成長率はマイナス45.1%と、ほぼ半分に縮小する。世界銀行が10日公表の春季経済報告で予測した。ロシア経済については11.2%のマイナス成長を予想している。

  欧州・中央アジア(ECA)地域の今年の成長率はマイナス4.1%と、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まった2020年の2倍の落ち込みとなる見通し。これらの予測はかなりの不確実性を伴うとしている。

Reaction in Ukraine Capital as Tensions Escalate
為替レートを表示する両替所(キーウ、2022年2月22日)
Photographer: Christopher Occhicone/Bloomberg

  世銀のECA地域バイスプレジデント、アンナ・ビェルデ氏は電話会見で、「この地域経済への大きなショックとしてはこの2年間で2度目であり、多くの国がパンデミックからの回復に苦戦している極めて不安定な時期と重なっている」と語った。

  戦争の影響は商品・金融市場や貿易などに広がっており、世界経済の急激な鈍化やインフレ高進、債務増大などの懸念につながっていると世銀は分析している。

  ベラルーシとキルギス、タジキスタン、モルドバもマイナス成長が見込まれ、同地域内の他の国々は「沈滞したペース」の伸びにとどまると予想した。

原題:

Ukraine Economy to Fall 45% in 2022, Russia 11%, World Bank Says(抜粋)

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