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上海のコロナ新規感染者、過去最多-中国は米国の懸念に反論

  • 上海市、9日の新規感染者は2万4943人-中国全体では2万6355人
  • 米国民に中国への渡航再考促す、上海などの訪問回避を-国務省

中国金融の中心地、上海市で新型コロナウイルスの感染が広がり続けている。ロックダウン(都市封鎖)延長にもかかわらず、新規感染者数が過去最多となった。

  上海市が10日発表した声明によれば、9日の新規感染者は2万4943人。同市がロックダウンを始めた3月28日は4477人と報告されており、5倍余りに増えている。中国全体の9日新規感染は2万6355人。

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ロックダウン中の上海でのコロナ検査(7日)
Photograhper:Qilai Shen/Bloomberg

  米国務省は8日、米国民に対し中国への渡航について再考を促し、コロナ規制が「恣意(しい)的に執行」されている上海などの感染拡大地域を訪れないよう要請。上海の米総領事館で働く一部外交官とその家族の中国出国を容認し、自主退避を認めるこの決定について中国側に伝えるとともに、中国のコロナ対応に懸念を示した。

  中国外務省の趙立堅報道官は声明で、「中国の疫病対策は科学に基づき効果的であることを指摘しなければならない。上海などが感染の新たな波に打ち勝つことを完全に確信している」とコメント。「中国の防疫政策に対する米国側の根拠のない批判は極めて不快で、断固として反論する。米国に厳重な抗議を行った」ことを明らかにした。

原題:China Unhappy With U.S. Virus ‘Accusations’ as Outbreak Worsens (抜粋)

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