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中国の上海市と広州市、大規模検査をさらに実施へ-コロナ感染者増加

  • 8日の全土の新規感染者数2万5701人、上海が2万3600人余り占める
  • ロックダウンの長期化がサプライチェーンに影響する恐れ

新型コロナウイルスの感染者数が急増している中国の上海市は9日、大規模な検査を再び実施すると発表した。南部の広州市も全住民対象の検査を行う。中国はコロナ禍初期以来の深刻な状況にあり、当局が感染拡大抑制に向けた取り組みを強化している。

  公式統計によると、8日の中国全土の新規感染者数は2万5701人。このうち上海が2万3600人余りを占め、過去最多だった。

  上海の宗明副市長は9日の記者会見で、市のロックダウン(都市封鎖)方針の一部修正を発表したが、全体的には厳しい措置を維持した。

Shanghai Lockdown Risks Becoming Biggest Crisis of Xi’s Tenure
コロナ検査を受ける上海市の住民(4月7日)
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

  中国は「ゼロコロナ」政策を継続しており、金融ハブの上海市は数十万人を収容できる隔離施設の建設を進めている。同市は3月28日にロックダウンを開始したが、感染件数が急激に増え、今では市全体が封鎖されている。

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  感染拡大の長期化は、中国のサプライチェーンを脅かしかねない。ロックダウンによる運送業者不足で中国最大の上海港ではコンテナが積み上がっている。

  広州市では11地区全てがコロナ検査を開始する計画を発表した。中国中央テレビ局が9日に報じた。中国最大級のコンテナ港がある同市は昨年12月にも、貨物専用機の作業員が検査で陽性となった後に大規模検査を実施していた。

  米国務省は在上海米国領事館の職員およびその家族に、希望する場合は退避を許可すると明らかにした。

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原題:

Shanghai, Guangzhou Plan More Mass Tests as Covid Cases Rise (2)(抜粋)

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