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元シティグループ幹部、仮想通貨ヘッジファンドで1億ドル調達目指す

  • シティを先月退職した元幹部3人がモータス・キャピタルを設立
  • リターン望む富裕層個人の暗号資産投資を手助けへ-クリート氏

シティグループを先月退職した元幹部3人が、富裕層個人の暗号資産(仮想通貨)投資を手助けする投資会社モータス・キャピタル・マネジメントを設立した。

  共同設立者のアレックス・クリート、グレッグ・ジラソル、フランク・カバロの3氏は、デジタル資産に集中するアクティブ運用のヘッジファンド2本向けに1億ドル(約120億円)の調達を目指しているとインタビューで語った。モータスは「モーター」の語源となったラテン語。

  「顧客はリターンを切望している」とクリート氏は指摘。「彼らはエクスポージャーを求めているが、どれが詐欺的でどれが真の投資機会なのかを見極めるのに苦労している」と述べた。

  クリート、ジラソル両氏は、シティのウェルスマネジメント部門内に新たに設置されたデジタル資産グループの責任者に起用されて、1年を待たずに退社。カバロ氏は最近までシティの投資顧問を務めていた。

  3氏はそれぞれが自身の資産をモータスに投じることをインタビューで明らかにした。グロース型とインカム型の両方のファンドを提供する計画。大型のファンドでは投資が難しい時価総額が小さめの仮想通貨に、モータスのグロース型ファンドは集中して投資するとカバロ氏は説明した。

  資産運用業界で仮想通貨のヘッジファンドが誕生してからまだ日が浅い。PwCのリポートによると、こうしたファンドが世界で運用する資産は約38億ドル。これらのうち運用資産が2000万ドルを超えるファンドは半分に満たない。

原題:

Former Citi Executives Seek $100 Million for Crypto Hedge Funds(抜粋)

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