コンテンツにスキップする

サマーズ氏、米リセッション不可避の見方が「コンセンサスに」

Former Treasury Secretary Larry Summers.

Former Treasury Secretary Larry Summers.

Photographer: Rob Kim/Getty Images North America

サマーズ元米財務長官は米国が来年にリセッション(景気後退)入りするという見方に、エコノミストのコンセンサスがますます収束していくだろうと予想した。

  サマーズ氏は8日、「景気の過熱と政策対応の遅れ、それに供給ショックが重なったのは、非常に厳しい組み合わせだと考える。今後2年ほどでリセッションに陥る可能性は、そうでない可能性よりも間違いなく高い」とブルームバーグテレビジョンで発言。「これがコンセンサスになるのではないかと考えている」と述べた。

サマーズ元米財務長官、ブルームバーグテレビジョンで発言
出所:ブルームバーグ

  数十年ぶりの高インフレは、平均実質賃金が「この1年間において、過去最悪とも言えそうな状況」となっていることを意味するとサマーズ氏は指摘した。同氏はブルームバーグテレビジョンの寄稿者であり、現在はハーバード大学教授を務める。

  フランスの大統領選に関しては、「神経を尖らせて見守る必要がある」とも同氏は指摘。極右政党・国民連合(RN)のマリーヌ・ルペン候補が勝利する可能性は「トランプ前米大統領が大統領選の少し前にそうだったように、あるいは英国の欧州連合(EU)離脱が国民投票前にそうだったように、少なくとも今はあり得る」シナリオのようだと話した。ただ、現職マクロン大統領の再選をなお基本シナリオとして想定していると続けた。

原題:

Summers Sees Consensus Building Toward Inevitable U.S. Recession(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE