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ロシア中銀、政策金利を3ポイント引き下げ17%に-緊急会合

更新日時
  • 状況によってさらなる利下げも、次回定例会合は29日
  • 「外的環境は引き続き困難でロシアの経済活動を圧迫」-中銀
The headquarters of Bank Rossii, Russia's central bank, in Moscow.

The headquarters of Bank Rossii, Russia's central bank, in Moscow.

Photographer: Bloomberg

ロシア中央銀行は8日、政策金利を3ポイント引き下げ17%にすると発表した。ウクライナ侵攻後の利上げの一部を巻き戻す。

  利下げは11日に発効する。中銀は緊急会合で利下げを決定した。状況によってさらなる利下げも示唆した。次回の定例会合は29日に予定されている。

  中銀は声明で「外的環境は引き続き困難で、ロシアの経済活動を圧迫している」とし、「金融安定へのリスクも継続している」と説明。一方で、侵攻直後の数週間ほどのインフレ加速はもはや見られていないと指摘した。

Pressure Easing?

The Bank of Russia cut its key rate despite rising inflation

Source: Bank of Russia, Economy Ministry

 

  ウクライナ侵攻に伴う世界からの制裁でロシア経済は2年に及ぶ深刻なリセッション(景気後退)が見込まれ、政府はデフォルト(債務不履行)のリスクに瀕している。それでもエネルギー輸出収入の継続と、外国人によるロシア資産売却の禁止や輸出企業への外貨売却義務付けなどの資本統制でルーブルは持ち直した。

  アルファバンクのエコノミスト、ナタリア・オルロワ氏は「ルーブルは非常に強い。それが当面のインフレリスクを後退させている」と話した。

Shrinking Fast

Russia is headed for one of its deepest economic contractions

Source: Statistics Service, Bloomberg survey of 24 economists on March 18-23

原題:Russia Unexpectedly Slashes Rates as Focus Shifts to Economy (1)(抜粋)

(中銀声明などを追加します)
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