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きょうの国内市況(4月8日):株式、債券、為替市場

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●日本株反発、米金融引き締め織り込みや景気期待-精密機器や通信高い

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  東京株式市場でTOPIXは4日ぶりに反発。米金融引き締めを織り込む資金流出が一巡し、割安になった株価を見直す動きが強まった。外需の影響を受けやすい精密機器や機械株に景気の改善を期待した買いが入った。非鉄金属など素材関連が高く、情報・通信株も値上がりした。半面、決算失望のセブン&アイ・ホールディングスなど小売株は軟調。TOPIXの算出変更の公表を受けて、商社など時価総額の大きな一部銘柄の下げも目立った。

  • TOPIXの終値は前日比3.89ポイント(0.2%)高の1896.79
  • 日経平均株価は97円23銭(0.4%)高の2万6985円80銭

丸三証券の柏原延行常務執行役員

  • 米連邦準備制度理事会(FRB)は非常にタカ派的だが、同時に景気に対する強気な見方もうかがえる。株式市場はFRBがタカ派的だから株価は弱いという見方に疑問を持ち始めている
  • 新型コロナの悪影響が薄まり足元の景気や需要は強く、ただちにリセッション(景気後退)懸念が出てくるような状況にもない
  • ただ、FRBのバランスシート縮小が始まる5月に、株式相場がいったん下落する懸念は残る。米金融政策や景気の足取りなど数多くの見極め要因を抱え、方向感を失っている

東証33業種

上昇率上位精密機器、情報・通信、非鉄金属、鉄鋼、医薬品、機械
下落率上位輸送用機器、ゴム製品、卸売、その他金融、海運、小売

●債券は上昇、日銀の買い入れオペが支え-長期金利は一時0.22%に低下

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  債券相場は上昇。前日の米長期金利が大幅上昇したことを受けて売りが先行した後、日本銀行が実施した国債買い入れオペの結果を受けて買いが優勢になった。

  auじぶん銀行の山下周チーフエコノミストは、午後の債券相場で上昇に転じた要因について、日銀の買い入れオペによって下落リスクがある程度市場で吸収され、サポートになったと指摘。ただ米金利市場は上昇トレンドにあり、「戻り自体は小さかった」とした。

 
  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.225%、一時0.220%
  • 新発20年債利回りは3bp低い0.735%、新発30年債利回りは3bp低い0.96%
  • 長期国債先物6月物の終値は2銭高の149円49銭。10銭安の149円37銭で取引を開始し、午後には一時149円57銭まで上昇した

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下、変動利付債。買い入れ予定額はそれぞれ4750億円、4750億円、5000億円、300億円

●ドル・円は124円台、元日銀理事発言などで一時反落も米金利上昇支え

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  東京外国為替市場のドル・円相場は、前日の米長期金利の上昇を受けて、朝方に約1週間ぶりとなる1ドル=124円前半まで上げた。その後、実需のドル売りや日本銀行元理事のインタビュー報道を受けて一時反落したが、米金利が上昇再開となる中、値を戻した。ユーロは週末の仏大統領選第1回目投票への警戒感から下落。

 
  • ドル・円は午後3時30分現在、前日比0.1%高の124円07銭。3月29日以来となる124円23銭まで上昇した後、一時123円67銭まで反落
  • ユーロ・ドルは0.1%安の1ユーロ=1.0867ドル。ユーロ・円はほぼ横ばいの1ユーロ=134円84銭

外為どっとコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • 日米金利差拡大でドル高・円安というのは自然な流れ。その後の反落は、3月29日高値の124円30銭を超えられなかったことで持ち高圧縮のドル売りが強まった点と早川元理事の発言が利益確定のドル売りの引き金を引いた可能性はある
  • 一方、10日の仏大統領選第1回投票で予想以上に接戦となると一気に不透明感が広がるとの警戒感が出ており、ユーロは重い
  • ユーロの弱さがドルじり高基調を支えている部分もあり、そう考えるとドル・円は金曜で持ち高調整が出やすいとは言え、そう大きくは落ちないだろう
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