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豪中銀、収入上回るペースの住宅ローン拡大に警告-金融安定報告

  • 住宅ローン負債増加を注視-借り手は金利高に備えるよう警鐘鳴らす
  • 貸し手は住宅値下がりの可能性を考慮すべきだと中銀

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は8日公表した半期に一度の金融安定報告で、返済負担率(DTI)の高い融資を中心に住宅ローンの負債増加を注視していると指摘し、借り手は金利上昇に備える必要があると警鐘を鳴らした。

  豪中銀は「中期のシステミックリスクは高まったままだ」とした上で、「融資基準を緩めず、借り入れ・貸し出しの決定は金利上昇に加え住宅価格・実質所得の下振れの可能性に耐性があることが重要だ」とした。 

  また国内金融システムにはなお耐性があり、国内銀行も十分な自己資本を備え融資の延滞率も低いが、「負債が多い借り手は金利上昇と支出増加に苦しむかもしれない」とした。

  さらに、今後の金利上昇が資産価格の重しとなりかねず、貸し手は特に資産価値に対するローンの割合が高い物件について、住宅値下がりの可能性を考慮すべきだと強調した。

原題:

RBA on Alert to Housing Credit Growth Exceeding Income Gains(抜粋)

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