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バフェット、ダイモン、フィンク氏批判-長老支配3人衆とティール氏

  • 「革新的な若い世代の動き」と対立する長老支配のメンバーと名指し
  • パウエルFRB議長らも「何年後かに責任負わざるを得ない」と批判

資産家で起業家のピーター・ティール氏は、暗号資産(仮想通貨)ビットコインを支持する「革新的な若い世代の動き」と対立する「金融の長老支配」のメンバーとして、著名投資家のウォーレン・バフェット氏とJPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)、米資産運用会社ブラックロックのローレンス・フィンクCEOを名指しした。

  ティール氏は7日、マイアミで開催中の「ビットコイン2022」の基調講演で、ビットコイン価格が10万ドルを達成できないことについて、金融業界の大物らに非難の矛先を向けた。「反社会的おじいちゃん」とティール氏が呼ぶバフェット氏(91)とダイモン氏(66)、フィンク氏(69)は、ビットコインとデジタル通貨全般に対し懐疑的な発言を続けてきた。

  ティール氏は、3人がビットコインや他のビジネスをおとしめるため、ESG(環境・社会・企業統治)目標を重視する投資慣行を「ヘイトファクトリー」として利用していると批判した。

Key Speakers At The Bitcoin Conference
 「ビットコイン2022」で講演するピーター・ティール氏(米フロリダ州マイアミ、2022年4月7日)
Source: Bloomberg

  米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長らセントラルバンカーもティール氏(54)は攻撃し、「パウエル氏のような人々は、それが彼らにとって最後の警告になるという理由で、ビットコインに大いに感謝すべきだ。彼らは無視することを選んだが、何年後かにその責任を負わざるを得ないだろう」と語った。

  ブラックロックの広報担当者はティール氏の意見に関しコメントを控える一方、フィンク氏が株主宛ての先月の書簡で、周到に考案されたデジタル決済システムが「マネーロンダリング(資金洗浄)と不正行為のリスクを減らし、国際取引の決済を強化できる」との見解を示したと指摘した。

  JPモルガンはコメントを控えた。バフェット氏がCEOを務める米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイの担当者にもコメントを求めたが、返答はなかった。

原題:Thiel Blasts Dimon, Buffett, Fink as ‘Finance Gerontocracy’ (2)(抜粋)

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