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日本株反発、米金融引き締め織り込みや景気期待-精密機器や通信高い

更新日時
An electronic ticker at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Thursday, Jan. 13, 2022. 

An electronic ticker at the Tokyo Stock Exchange (TSE), operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), in Tokyo, Japan, on Thursday, Jan. 13, 2022. 

Photographer: Toru Hanai/Bloomberg

東京株式市場でTOPIXは4日ぶりに反発。米金融引き締めを織り込む資金流出が一巡し、割安になった株価を見直す動きが強まった。外需の影響を受けやすい精密機器や機械株に景気の改善を期待した買いが入った。非鉄金属など素材関連が高く、情報・通信株も値上がりした。半面、決算失望のセブン&アイ・ホールディングスなど小売株は軟調。TOPIXの算出変更の公表を受けて、商社など時価総額の大きな一部銘柄の下げも目立った。

  • TOPIXの終値は前日比3.89ポイント(0.2%)高の1896.79
  • 日経平均株価は97円23銭(0.4%)高の2万6985円80銭
反発
 
 

市場関係者の見方

丸三証券の柏原延行常務執行役員

  • 米連邦準備制度理事会(FRB)は非常にタカ派的だが、同時に景気に対する強気な見方もうかがえる。株式市場はFRBがタカ派的だから株価は弱いという見方に疑問を持ち始めている
  • 新型コロナの悪影響が薄まり足元の景気や需要は強く、ただちにリセッション(景気後退)懸念が出てくるような状況にもない
  • ただ、FRBのバランスシート縮小が始まる5月に、株式相場がいったん下落する懸念は残る。米金融政策や景気の足取りなど数多くの見極め要因を抱え、方向感を失っている

東証33業種

上昇率上位精密機器、情報・通信、非鉄金属、鉄鋼、医薬品、機械
下落率上位輸送用機器、ゴム製品、卸売、その他金融、海運、小売

背景

  • 米セントルイス連銀総裁、今年3-3.25%への利上げを支持
  • TOPIX見直しで需給明暗-NTT株高い、三菱商や日本郵政株安い
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