コンテンツにスキップする

ドイツ情報機関、ブチャでの民間人殺害巡るロシア兵の会話傍受-報道

Tetiana Ustymenko at the grave of her son, buried in the garden of her home, in Bucha, Ukraine, on April 6.

Tetiana Ustymenko at the grave of her son, buried in the garden of her home, in Bucha, Ukraine, on April 6.

Photographer: Ronaldo Schemidt/AFP/Getty Images

ロシア兵がキーフ(キエフ)近郊で民間人殺害について話し合う無線通信をドイツの情報機関が傍受したと、同国誌シュピーゲルが7日報じた。ロシア軍がウクライナで残虐行為に及んだことを示唆する新たな証拠となる可能性がある。

  同誌によれば、ドイツ当局者は今回傍受した内容について、キーフ近郊のブチャでの民間人殺害が一部のならず者兵士によるものではなく、恐怖をあおるための意図的な戦略の一環だった可能性があることを示唆していると語った。同当局者は6日にこの情報を議会に伝えたという。ロシア側は同国軍が撤退した後にブチャで見つかった民間人の遺体の画像について、でっち上げだと主張している。

  独連邦情報局(BND)は、ブチャで見つかった遺体の場所と一致する位置データを傍受していると、シュピーゲルは伝えた。ある会話では、自転車に乗っていた人を銃撃して殺害したと主張する兵士の声が含まれていた。また別の会話では、その場にいる民間人にはまず尋問し、その後銃撃すべきだと話している人の声もあった。

  こうしたドイツの情報は、ロシアの民間軍事会社ワグナー・グループの雇い兵が残虐行為に関与した可能性を示唆していると、シュピーゲルは報道。複数の目撃者によれば、侵攻の第1段階でブチャには当初若い兵士が来ていたが、その後別の兵士に置き換えられ民間人への攻撃が始まったという。

原題:Germany Tapped Russian Chatter on Bucha Killings, Spiegel Says(抜粋)

 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE