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ウォール街も驚く公認ディーラー、債券エリートクラブにレポ専門会社

  • レポ取引専門のASLを25社目のプライマリーディーラーに認定
  • UBS証券部門に深いルーツ、破綻したMFグローバルとの関係も

米ニューヨーク連銀と直接取引し、公開市場操作の相手方となって米国債などを売買できるプライマリーディーラー(政府証券公認ディーラー)のエリートクラブにASLキャピタル・マーケッツが今週新たに加わり、米債券市場を驚かせた。

  ASLの主要トレーダーはプライマリーディーラーの数十年の経験を持ち、ウォール街に深く根差しているとはいえ、レポ取引市場以外の多くの人にはなじみのない名前だ。プライマリーディーラーに名を連ねるゴールドマン・サックス・グループやJPモルガン・チェースほど有名でないのは確かだ。

  ASLは、米政府ないし政府支援機関(GSE)が元利払いを保証するエージェンシーMBS(住宅ローン担保証券)と米国債のレポ取引に特化した金融機関として主に知られていたが、25社目のプライマリーディーラーに認定された。今後は米国債市場の中心プレーヤーとなり、国債入札への参加義務が生じる。

  プライマリーディーラーの認定が4日に発表された後、ASL(米コネティカット州スタンフォード)に対し取材に答えたり、電子メールの質問リストに回答したりできる担当者と連絡を取りたいと伝えたが、応じてもらえなかった。

  同社の最も深いルーツは、スイスの銀行UBSグループの証券部門(スタンフォード)にさかのぼるが、主要人物の一部は2011年にプライマリーディーラーとなり同年破綻したMFグローバル・ホールディングスなどに関係している。

原題:Traders Startled as Repo Shop Joins Elite Wall Street Bond Club(抜粋)

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