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アクティブ運用、ディフェンシブ姿勢が裏目-投信もヘッジファンドも

アクティブ運用のファンドは過去1カ月に、ディフェンシブ過ぎる姿勢が裏目に出た。

  1、2月の株価下落でアクティブ運用のファンドは現金への配分を増やし下落に備えたヘッジを積み上げた。しかし3月後半の相場反発でこれらが裏目に出た。ロングオンリーのミューチュアルファンドの成績は同月、ベンチマークを平均で1ポイント下回った。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のデータによればこれは2002年以降で最悪。

  相場上昇と下落双方に賭けるヘッジファンドも株式エクスポージャーを減らし、上昇に乗り遅れた。反発時にショートカバーを迫られ、3月29日までの月間成績はほぼゼロだったとゴールドマン・サックス・グループのプライムブローカー部門のデータが示した。S&P500種株価指数は5.9%上昇。

  ファンドのディフェンシブ姿勢は相場上昇の兆候とされるが、それによるパフォーマンス低迷は高ボラティリティー下でのかじ取りの難しさを浮き彫りにする。モルガン・スタンレーやBofAは反発が弱気相場の中での幻影だと警告するものの、プロの運用者にとって乗り遅れは痛い。

  ソコロ・アセット・マネジメントの最高投資責任者、マーク・フリーマン氏は「3月の上昇は確かにほとんど全ての予想を超えていた」とし、ネガティブなセンチメントと米連邦準備制度理事会(FRB)利上げ予想が現金比率と全体的なエクスポージャーに反映されていたと指摘した。

Active funds just had their worst monthly performance since 2002
 
 

  アンダーパフォーマンスの理由としてサビタ・スブラマニアン氏らBofAのストラテジストは現金保有の増加とエネルギー株敬遠という2つの主因を指摘する。

  また、個人投資家が3月後半にテクノロジー株の押し目買いを再開した際に、利上げ見通しからこれらの銘柄を空売りしていたヘッジファンドはショートカバーを迫られ打撃を受けたと、デービッド・コスティン氏らゴールドマンのストラテジストが説明した。

原題:

Active Funds Get Crushed After Falling in Love With Their Hedges(抜粋)

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